自ら手作りで印鑑も出来ますが、印鑑文化である日本には国家資格を持つ人たちもいます。
「印章彫刻技能士」という国家資格で、印章彫刻についての学科試験と実技試験があり、1級と2級があります。
2級は5時間以内に柘に九つの字を彫刻するという実技試験で、1級になると柘に16字の彫刻を5時間30分以内に仕上げます。
地道な作業ですので根気よく手先が器用でないと難しい作業です。
1級にもなると、全国一級技能士グランプリ大会という大会へ出場し、競技会場で決められた印材に事前に決められた課題を制限時間6時間というなかで彫刻し競う競技大会へ出場する事も出来ます。
また2年に1回ですが、全日印連技術大競技会という全日本印章業協同組合主催の展覧会もあります。
完全手彫りの印鑑を作成してもらうと、機械で作った物とは違い偽造がしづらいというメリットもあり、料金は高額になりますが防犯の面でも優れています。
優れた技術者は一等印刻師という資格を与えられ、現在日本にも数名しかいないと言われています。